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レンタルサーバ放浪記 Slicehostから Linodeにかえた理由。

去年の年末からレンタルサーバを借りようと思っていろいろ調べたことまとめ。

ぼくの場合、結果的にはVPSホスティングLinodeに落ち着きました。

もともとの経緯

家の開発/サービス提供/検証環境がほしくなって、サーバ環境についていろいろと試行錯誤をしました。使ってなかったMac mini自宅サーバを運用してみたりもしたんですが、外出中や旅行中のことなどを考えると、どうしてもつけっぱなしにしづらい。あと電源の問題もあったりして、結局は常時立ち上げておくことができませんでした。

要件はこんな感じ。

  • Railsアプリを動かしたい
    • 最低でもメモリが256MBくらい必要
  • いろいろ設定いじって検証できる環境がほしい
    • (できれば)Root権限ほしい
    • できればOSの再インストールもしたい
  • ネットワークのレスポンスが早い
    • 前は共有サーバだったため夜はターミナル操作に1秒くらいかかっていらいらしてた

となると、VPSホスティングサービスが一番要件に近いという考えに至ります。金額的なことから海外で探していて、選択肢に残ったのは、SlicehostLinodeのふたつ。いちばん安いプラン同士を比較するとこんな感じ。

サービス名 メモリ ストレージ 転送量 値段
Linode 360MB 12GB 200GB $19.95
Slicehost 256MB 10GB 100GB $20

正直、そんなに変わりません。なので当初は、公式ドキュメントの量などからSlicehostを選んだのですが、個人的にはちょっと微妙でした。

Slisehostのよかったところ


screenshot
Rackspace Managed Cloud Services—More than just infrastructure

  • ドキュメントが充実している
    • ubuntuのドキュメントがすごく多い。ぼくはCentOS派なのであまり恩恵はなかったですが、これからubuntuを勉強したい人にはおすすめ。
  • 管理画面がシンプルで使いやすい
    • 好みの問題もあるけど、とても使いやすかった
  • 現時点では Linode と比べると日本人ユーザーが多い(気がする)

Slisehostのつらいところ

  • (日本からの)通信速度が遅い

いかんせん日本からの通信速度が遅かったです。pingを飛ばすと200msくらいかかる。これだとちょっと込み入った作業になると作業自体に時間がとられてしまって家でのお遊び用というにはつらい。体感的には「さくらインターネット・スタンダードプランの夜11時くらいの遅さ」です。わかりにくい例えであれですが。

ぼくがコマンドを叩く。サーバが文字列を返す。その間、ぼくとサーバの間に流れる微妙な時間。二人の間には深い深い海(太平洋)が横たわっていることがはっきりと感じられます。どうやっても近づけない距離。せつない。

結局これがきっかけとなりわずか1ヶ月で解約することになりました。
さようなら、Slicehost。ぼくがアメリカ東海岸に住んでいたらきっとわかり合えたと思うんだけど。

で、もう一つの選択肢だったLinodeを選びました。

Linodeにしたわけ

screenshot
SSD Cloud Hosting - Linode

  • 比較的日本から近いため通信速度が速いから

これにつきます。Linodeの特徴のひとつとして、複数の場所に点在するデータセンターから自分の好きな場所を選べるところがあります。おすすめは日本から一番近いFremont(アメリカ西海岸)。pingで100msくらい。Slicehostの約1/2です。これならコマンドを打つ度に気まずい空気を感じることもありません。さくさく。

どこのサーバが空いているかはここで確認できます。Fremontは人気のデータセンターらしく、ちょっと前までは一番安いプランがsold outでしたが、今(2009/01/30)はちょうど補充したばかりらしく、まだかなり在庫があります。ついでに言っておくと、支払いは日割り計算なので、月末に入っても損にはならないです。この辺りはSlicehostもいっしょですね。

VPSはおすすめ

この環境、個人的にはけっこう満足しています。利用用途にもよりますが、

  • リソースをあまり気にせずアプリを動かしたい
  • 勉強用のlinux環境がほしい

という人にはVPSは最適な環境だとおもいます。専用サーバだとOSの再インストールは有料だったり、リブートは営業時間内しか対応しないと言うところもありなかなか思い切ったことができませんが、VPSだとブラウザからこれらの操作ができるのが素敵です。スクラップアンドビルドを繰り返すなんて、普通自宅サーバでもめんどくさくてできないですし。

また複数ディストリビューションをこれだけ使えるのもメリットです。会社の環境に自宅の環境も合わせておくと自宅で検証ができたり、なにかと便利なので、けっこうおすすめです。

Linodeの場合以下の中から選択できます。

注意点

ただし、自由度がふつうのレンタルサーバと比べて高いので、当然その分セキュリティ対策なども自分でやらなければ行けないです。自由と代償の作業が待っています。これをめんどくさいと考えるかどうかは個人次第でしょうが。あと本文の中のリンクはリファーラルキー(簡単にいうとアフィリ)つきになってます。

  • Referral Code
    • 825f2766f9fd7f554a70ee827f45d87f42dc89ea

よかったらどうぞ。