CentOS on ニフティクラウド(モニター日記2) : サーバ作成からログインまで
前回はSSHキーの作成からダッシュボード遷移までの手順を行いました。今回はサーバの作成からログインまでを行います。
サーバーの作成
左メニューから「サーバー」を選択します。
サーバーの作成 - プラン設定
選択すると金額が表示されます。
サーバー作成画面:プラン設定
今回はMedium(2vCPU,2GBメモリ)、CentOS5.3 64bit版のプレーン、定額制を選択しました。ちなみにサーバータイプだと最初からapacheなどが入っているようですが、この手のものは自分でインストールしたいので今回は見送り。
サーバーの作成 - サーバへログイン
ここから先はMacでの操作方法になります。
terminalから早速サーバーへログインしようと、以下のコマンドを実行すると...
ssh -i [.pemキーのパス] root@[サーバIP]
こんな感じで↓めちゃくちゃ怒られます。。
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ @ WARNING: UNPROTECTED PRIVATE KEY FILE! @ @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ Permissions 0644 for '[.pemキー名]' are too open. It is recommended that your private key files are NOT accessible by others. This private key will be ignored. bad permissions: ignore key: [.pemキー名] Permission denied (publickey,gssapi-with-mic).
pemファイルのpermissionがゆるすぎ!と怒っていらっしゃるようなので、適切な権限にかえましょう。
chmod 600 [.pemキー名]
このあと、
ssh -i [.pemキーのパス] root@[サーバIP]
を実行するとログイン完了です!まだ続く。
CentOS on ニフティクラウド(モニター日記1) : ログインからダッシュボードまで
全国10万人のレンサバ難民の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
自分はこれまでISPの無料HPスペース→ロリポップ→さくらのレンタルサーバ→slicehost→linode→お名前.comと渡り歩いてきましたが、まだ定住できる場所を見つけられていません。
お名前.comでも色々あり、そろそろまた別のVPSに移ろうかなと思っていたところ、中の人*1からニフティクラウドのモニター版のアカウント(3ヶ月試用できるID)をいただきましたので一時的に趣味で運営しているサービスを移行してみようと思っています。*2(3ヶ月後にはまた移行ですが。。。)これからクラウド使ってみようと思っている人の参考になればと思います。
PaaS雑感
最近PaaS関連(appengine, herokuなど)を色々さわってみた際の雑感をまとめておきます。
http://code.google.com/intl/ja/appengine/
Heroku | Cloud Application Platform
サービス/プラットフォームの切り分けについて
- 裏側(ミドルウェア、ハードウェア)が隠蔽されているのがとにかく不安。何か問題が起こった際にさわれない、というのは精神安定的によくない。
- とにかく気持ち悪かったのが、herokuで出たエラーの原因がよくわからなかったこと。
- herokuで特定のclassが読み込めていない?というエラーが発生。新規にサービスを登録して再度(同じ手順で)commitしたら何事も無く稼働した。なぜ?
- 隠蔽されているメリット/デメリットの境目は常に意識しておく必要がある。
インフラ、ミドルウェア運用について
DBと流行ったときの対応について
不況とPaaS
Ruby(Rack)向けPaaS環境「Heroku」でRedmineを動かす
Heroku | Cloud Application Platform
Ruby(Rack)向けPaaS環境「Heroku」にRedmineをインストールしてみました。参考にさせてもらったサイトはこちら。感謝。
Herokuおもしろい!gemでコマンドを配布というのがかっこいいですね。
インストール方法
Herokuのgemをインストール
sudo gem install heroku
Redmineのソースコードを落としてくる
svn export http://redmine.rubyforge.org/svn/branches/0.9-stable redmine cd redmine
RedmineのソースにHeroku向けに修正
Herokuはtmp以下にしかファイルを作れない仕様のようなので一部修正する
vi app/models/attachment.rb - @@storage_path = "#{RAILS_ROOT}/files" + @@storage_path = "#{RAILS_ROOT}/tmp/files" vi vendor/plugins/engines/lib/engines.rb - self.public_directory = File.join(RAILS_ROOT, 'public', 'plugin_assets') + self.public_directory = File.join(RAILS_ROOT, 'tmp', 'plugin_assets') vi config/environment.rb + config.action_controller.session = { :key => "_myapp_session", :secret => "secret" } mkdir tmp/files mkdir tmp/plugin_assets
ローカルでDBを作ってmigrate、マスターデータをloadする
Herokuは対話式のRakeを実行できない?ようなのでローカルでDBを作ってマスターデータをloadしておく
ローカル向けにDB設定を行う
cp config/database.yml.sample config/database.yml vi config/database.yml
DB作成、migrate、マスターデータload
rake db:create rake db:migrate rake redmine:load_default_data
バッチの実行結果をGmailでメール送信するrubyスクリプト
こちらを参考にさせてもらって作りました。
一応ブログにもあげておきます。
ソース
使い方
echo "ほげほげ〜" | ruby send-gmail.rb
こんな感じで標準出力をメールでぶん投げる感じ。
最新ワイヤーフレーム作成ツール集 〜2009年秋〜
ワイヤーフレーム作成ツール戦国時代
様々なツールが乱立し混迷を極めるワイヤーフレーム作成ツール業界ですが、皆さんは何でUI設計をしているのでしょうか。
マイクロソフト陣営内でも派閥がPowerPoint, Visio, Excelと分裂している中、Adobe系統のPhotoShop, Illustrator派、はたまたOmni Graffleなどのmac党も台頭しており、まさに「ワイヤーフレーム作成ツールの戦国時代」と言えそうです(盛り上がっているのは僕だけな気もしますが、気にせず続けます)。
そんな乱世の中、また新たな流れ「Flash派」が誕生し勢いをつけつつありますので、紹介します。
flairbuilder
個人的には本命ツールと考えているflairbuilder。リリース後に日本のデザイン系ブログでもよく紹介されていたのでご存知の方も多いと思います。
UI作成部分ももちろん優秀なのですが、UIの中にリンクやJSなどで実現する動作もある程度含ませることができるので、簡易的なユーザビリティテストや動作確認までを行うことができるのがメリットです。
現在のバージョンだと、細かい挙動や描画できる図形に限度があるので、すべてのサービスで利用するのは厳しいです(個人的には自由な表組が作ることができないのがマイナスでした)が、コンスタントにバージョンアップを繰り返しているので今後のエンハンスにも期待です。
また、AIR製なのでMac/Winどちらでも対応できるというのもポイントが高いです。UIは営業担当からデザイナー、エンジニアまで様々な職種の人間が見ることになるので、環境を問わないというはありがたいですね。
gomockingbird
オンラインでUI設計ができて、共有までできるシンプルなサービス。
日本語がうまく入力できなかったり、pixel単位での描画ができなかったりと細かいUI設計まではできなそうですが、会員登録なしで利用できたり共有が手軽なところは魅力です。
cacoo
こちらもオンラインで作成/共有できるサービスですが、ステンシルの多さや共有機能の豊富さ(UI作成中にチャットができる!)など、細かい部分まで作り込まれてるなあという印象です。
複数ページの作成などの動作がデスクトップツールのそれに近いので、新しいツールを覚えるという感覚なしでスムーズに利用できそうです。日本製ということで、日本語の扱いを気にしなくていいのもうれしいですね。
「mixi、モバゲー、iPhone--アプリを提供するならどこ?」の回答が面白い。
mixi、モバゲー、iPhone--アプリを提供するならどこ? - CNET Japan
パネラーの立場によって見方もだいぶ変わりますね。
- 営業、クリエイティブ系の人はすべてのプラットフォームで出すべきといい、
- エンジニア系の人はプラットフォームは最初は絞るべきという
実際問題として、mixiとiPhoneアプリでは「コンテンツ(内容)」を同じにすることは簡単だけど、「システム(コンテンツをユーザー届ける仕組)」はプラットフォームごとに結構違うわけです。
違うから当然開発コストはプラットフォームごとに発生する訳で、それなりの開発コストをかけられる場合(ヒットすることが見えているコンテンツ。極端な例だとドラクエとか)は別として、普通の戦略としては江島さんの
まずはどれが一つを選択し、ちゃんと丁寧に完成まで持って行く。そこで何かしら学んで、それから手を広げていけばいいんじゃないでしょうか。
が正しいと思います。