UI設計があんまり話題にならない4つの理由

ウェブの画面設計に使えるまとめ

素材紹介ページがはてブの注目エントリの上位にきているくらいだし、UI設計ということに割とみんな興味があると思うんだけど、システムやデザインなどに比べて認知度が低いですね。UI設計。なんというか、地味。

「UI設計」って作業行程は中〜大規模なWEBサービスを構築するには無くてはならないし、その割に出来る人も少ないんだけどあんまり話題に上ることが少ない気がします。

なんでだろうなあ、と考えてみると

  • アウトプット(UI設計図)をwebに発信しにくいから?
    • 入力フォームなどのUIのベストプラクティスは徐々にインターネットに出始めてるけど、UI設計図自体を公開したって話はあまり聞かない。まあ内部向け資料だしね。とくにお客さん商売の会社だと公開は難しいかも。
  • ノウハウとして一般化しづらいから?
    • ポータルサイト、コマースサイト、有償コンテンツサイトなどサービスの形によってUIも流行がある。だから一般化しづらい?
  • 企業によって担当が違うから?
    • 企業によって誰がUI設計をするかが違うから?ディレクター、デザイナー、エンジニア、IA、誰がUI設計をするのかも明確になっていない。

あたりなのかな。うーん。あと、

  • 制作物の名前が統一されてない

ってのも認知度拡大の障壁になってるんじゃないかなと思います。画面設計図/UI設計図/ワイヤーストラクチャーなどなど呼び方も様々でググっても探しにくいし。個人的にはUI設計って呼ぶことが多いけど、デザイン系の会社さんだとワイヤーフレーム、ワイヤーストラクチャーって呼んでいる人が多い気がする。

画面設計図/UI設計図/ワイヤーストラクチャー、なんでもいいけどもう少しインターネットで情報が広まるといいなあ。まず自分が公開するところから始めないと。昔会社内のUI設計図標準化のためにパワポで素材をいっぱい作ったので、その辺りの公開が出来ると面白いかも。