買ったけど読んでも見てもないモノ一覧
最近買ったけど、「積ん読」・「積んDVD」一覧。
- 作者: 亀山郁夫
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2009/04
- メディア: 単行本
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- 作者: フィツジェラルド,谷口陸男
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: 文庫
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- 作者: フィツジェラルド,谷口陸男
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
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- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2009/04/22
- メディア: DVD
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最近読んだのはこれくらい↓
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2009/03/06
- メディア: DVD
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ミシェル・ゴンドリーによるドタバタ系ハートフルコメディー。面白かったけど、個人的にはエターナル・サンシャインの方が好み。
ああ、寝ないでいいカラダがほしい。
オオカミはブタを食べようと思った。Stop motion with wolf and pig
すごすぎ!
こういうのみると映像制作楽しかったよな-と思う。
データ至上主義とwebデザイン
Douglas Bowman (Stopdesignの中の人)がGoogleを退社したそうです。
Goodbye, Google | Stopdesign
グーグルのビジュアルデザイン責任者が退職--データ中心主義に嫌気 - CNET Japan
そう、Googleでは2種類の青色のいずれかで決めかねたら41の中間色をテストして最もパフォーマンスのよいものを選ぶというのは事実なのだ。
先日、境界線の幅を3ピクセル、4ピクセル、5ピクセルのいずれにするかが問題になったとき、自分の意見を証明するよう求められた。このような環境で仕事をすることはできない。そうした些細なデザインの決定を論じるのにはもううんざりだ。
webに関する「開発、デザイン」は常に数字を問われている。PV/UU、CTR、購買率、脱落率、巡回率、それに開発/制作にかかった工数と費用対効果。数字を出すことは大事だし、常に分析して次の施策に生かすべきなんだろうけど、モノを作ると言うことにはそれだけでは計りきれない部分があることを分かってほしいなと思う。特にGoogleみたいな会社の上層部には。
「一般にウェブでは、(サイトの制作は)芸術よりも設計の要素がはるかに大きい。(中略)差が小さい場合でも正しいものを数学的に選択できる」
自分もWebサイトのUI設計に関わる業務を行っているのでわりとこう思いがちなんだけど、人が集まって共同で物を作るときには、時に数値化できない、言語化できないことが起こりうるし、それが思いもよらない効果を出すこともある。それは数字の積み立てからは決して導き出せない解だったりもします。いいデザインがあがってくればエンジニアもモチベーションも上がるし、お互いに高めあうような「流れ」ができればそのプロジェクトはうまくいく。その逆もしかり。結局は人が作ってるんだしね。
なにより、そういった瞬間を味わいたいから、会社でホームページを量産し続けているっていう気持ちも個人的にはあります。どれだけつまらないことが多くても、ぱっとしないサービスを作ることが多くても。
仕事と称して
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2008/
仕事のふりして行こうと思う。
ケータイサービスつくりがたのしい
仕事で必要になってきたのでケータイサービスの作り方を調べている。
3キャリア対応の認証とか、ケータイ向きのデザイン、HTMLのコーディング方法などなど勉強しなきゃ行けないことが多いんだけど、これがたのしい。この楽しさはなんなんだろーなと思っていたんだけど、やっとわかりました。90年代後半の"ホームページつくり"ににてるんですね。何となくですが。
PCのウェブサービスの世界は良くも悪くも整備されつつあって、特にぼくが働く会社では分業化が進んでいる。企画する人、画面設計する人、デザインする人、HTMLコーディングする人、設計する人、プログラミングする人、テストする人。また各工程にディレクションという役割までいて、下手すると1つのことを決めるのに5〜10人くらいMTGに出たりする。
各分野が専門化・高度化しているからこれはこれで仕方がない気もしますが(たとえばプログラマがアクセシビリティにまで責任をもつのはなかなか苦しい。)、でそう思ってくると他の"専門家"が作ったものをいじるのがためらわれるようになってきている。たとえば企画者、プログラマはHTMLコーダーさんが作ったHTMLに手を加えにくい。下手したらクロスブラウザで引っかかるとか、そういう風に思うとちょっとした改善っぽいこともできなくなる。
で結果的に、ちょっとした気の利いたことができなくなって、サービスにエッジというか、とんがったものが作りにくくなっていることも事実だと思います。分業化の際の一番の問題ですね。悪く言うとサービス開発自体が硬直化してきてないかなと思うわけです。
そんなときケータイサービスです。HTMLひとつとってみても細かいノウハウはあるけど専門家以外は手を出せないってほどではない(気がする。もしかしたらもっと奥深い世界なのかもしれませんが)。みんなが"とほほ"とか読んで、HTMLとPerlのCGIを頑張って作ってた時代の匂いがするし、ユーザーも若い世代が多いから面白いものに食いつくレスポンスの速度もいい。個人のがんばりで作ったサービスが勝てる(評価される)世界だと思います。
日本のケータイはガラパゴスとかいろいろ言う人もいるけど、面白い世界だと思いますよ。みんないっぱいケータイサイトつくるといいよ。
きょうのひとこと
http://corp.livedoor.com/pressrelease/2009/01/0126-01.html
プレスリリース出すくらいならデザインをきちんとしてあげてほしい。
しかし何とも壮観な面子です。
レンタルサーバ放浪記 Slicehostから Linodeにかえた理由。
もともとの経緯
家の開発/サービス提供/検証環境がほしくなって、サーバ環境についていろいろと試行錯誤をしました。使ってなかったMac miniで自宅サーバを運用してみたりもしたんですが、外出中や旅行中のことなどを考えると、どうしてもつけっぱなしにしづらい。あと電源の問題もあったりして、結局は常時立ち上げておくことができませんでした。
要件はこんな感じ。
- Railsアプリを動かしたい
- 最低でもメモリが256MBくらい必要
- いろいろ設定いじって検証できる環境がほしい
- (できれば)Root権限ほしい
- できればOSの再インストールもしたい
- ネットワークのレスポンスが早い
- 前は共有サーバだったため夜はターミナル操作に1秒くらいかかっていらいらしてた
となると、VPSホスティングサービスが一番要件に近いという考えに至ります。金額的なことから海外で探していて、選択肢に残ったのは、SlicehostとLinodeのふたつ。いちばん安いプラン同士を比較するとこんな感じ。
サービス名 | メモリ | ストレージ | 転送量 | 値段 | |||||
Linode | 360MB | 12GB | 200GB | $19.95 | |||||
Slicehost | 256MB | 10GB | 100GB | $20 |
正直、そんなに変わりません。なので当初は、公式ドキュメントの量などからSlicehostを選んだのですが、個人的にはちょっと微妙でした。
Slisehostのよかったところ
Rackspace Managed Cloud Services—More than just infrastructure
Slisehostのつらいところ
- (日本からの)通信速度が遅い
いかんせん日本からの通信速度が遅かったです。pingを飛ばすと200msくらいかかる。これだとちょっと込み入った作業になると作業自体に時間がとられてしまって家でのお遊び用というにはつらい。体感的には「さくらインターネット・スタンダードプランの夜11時くらいの遅さ」です。わかりにくい例えであれですが。
ぼくがコマンドを叩く。サーバが文字列を返す。その間、ぼくとサーバの間に流れる微妙な時間。二人の間には深い深い海(太平洋)が横たわっていることがはっきりと感じられます。どうやっても近づけない距離。せつない。
結局これがきっかけとなりわずか1ヶ月で解約することになりました。
さようなら、Slicehost。ぼくがアメリカ東海岸に住んでいたらきっとわかり合えたと思うんだけど。
で、もう一つの選択肢だったLinodeを選びました。
Linodeにしたわけ
- 比較的日本から近いため通信速度が速いから
これにつきます。Linodeの特徴のひとつとして、複数の場所に点在するデータセンターから自分の好きな場所を選べるところがあります。おすすめは日本から一番近いFremont(アメリカ西海岸)。pingで100msくらい。Slicehostの約1/2です。これならコマンドを打つ度に気まずい空気を感じることもありません。さくさく。
どこのサーバが空いているかはここで確認できます。Fremontは人気のデータセンターらしく、ちょっと前までは一番安いプランがsold outでしたが、今(2009/01/30)はちょうど補充したばかりらしく、まだかなり在庫があります。ついでに言っておくと、支払いは日割り計算なので、月末に入っても損にはならないです。この辺りはSlicehostもいっしょですね。
VPSはおすすめ
この環境、個人的にはけっこう満足しています。利用用途にもよりますが、
- リソースをあまり気にせずアプリを動かしたい
- 勉強用のlinux環境がほしい
という人にはVPSは最適な環境だとおもいます。専用サーバだとOSの再インストールは有料だったり、リブートは営業時間内しか対応しないと言うところもありなかなか思い切ったことができませんが、VPSだとブラウザからこれらの操作ができるのが素敵です。スクラップアンドビルドを繰り返すなんて、普通自宅サーバでもめんどくさくてできないですし。
また複数のディストリビューションをこれだけ使えるのもメリットです。会社の環境に自宅の環境も合わせておくと自宅で検証ができたり、なにかと便利なので、けっこうおすすめです。
Linodeの場合以下の中から選択できます。
注意点
ただし、自由度がふつうのレンタルサーバと比べて高いので、当然その分セキュリティ対策なども自分でやらなければ行けないです。自由と代償の作業が待っています。これをめんどくさいと考えるかどうかは個人次第でしょうが。あと本文の中のリンクはリファーラルキー(簡単にいうとアフィリ)つきになってます。
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よかったらどうぞ。